これも勤務中の会話

 人事担当と話をしたものの1回では結論が出ず、来週また話をすることに。私ごときに手間を掛けてさせてしまってすみません。
 精神疾患(に限らないが)の休職者を出すと会社は管理責任を問われる。だから復職の際に慎重になったり、再発防止に努めるのは当然のことだ。ましてや私は1年ちょっとの間に2回も休職しているのだ。少しでも負担が少ない所に異動させたいという人事の意図は理解できる。恒常的な残業や休日出勤のある今の部署での勤務は体への負担は大きい。それに負荷を掛けられない私がそこに居続けることは、その分他の人の負担が増えることを意味する。偽善と言われるかもしれないが、自分のために人に負担を掛けなくてはいけない状態を見ているのはいい気分はしない。だから今の部署から異動することを決めた。一方でやりきれなかったという悔しさもある。できれば体に負担の掛からない所で今の部署で身に付けたことを活かせる仕事を続けたい、というのはわがままなのだろうか?人事が異動させたい部署の負担の軽さが100だとしたら、私は50の所でもいいと思う。いや、「所でも」じゃなくて「所が」いい。
 「まだ若いんだから先のことを考えて、今はゆっくりしたら。」と何人かに言われたけれど、決してもう若くはないよ。「体を大切に」とか「治すことが先決」もわかる。でも、いつまでも治すことだけに専念しなくてはいけないの?
 らせん階段をうろうろしている気分。ああ、らせん階段なら上に行けるんだから違う。ぐるぐると同じ所を回ってるだけだ。