りそーすなどない。
id:hotsuma:20060417:p1経由、id:psychologist:20060412:p1 より。
2005年2月3日に紹介したランバートの有効治療要因(心理療法の何が効いているか)
1:治療外の要因(Extratherapeutic Change)----40%
偶然の出来事、
クライエントが元々持っている強さ・リソース・能力。
2:共通の要因:治療関係の要因(Common Factors)----30%
受容・共感、思いやり、はげまし、
クライエントの治療への関与の質、
セラピスト・カウンセラーとクライエントとの関係性、
治療法についての同意など
3:希望・期待(Expectancy、Placebo effects)----15%
4:モデルと技法(Techniques)----15%
特定のモデル・技法・テクニックが持つ効果は、最近の追試によれば、
1:治療外の要因----87%
2:治療による要因----13%
そのうち
治療関係の要因----60%(全体の8%)
献身(Allegiance)----30%(全体の4%)
モデルと技法----8%(全体の1%)になっているとのこと。
いやね、カウンセリングって自分の考えを整理したり別の視点から見る手段であって、カウンセリングさえ受ければえぶりしんぐいずおっけー!だとは思ってないんですけどね。「クライエントの元々持ってる強さ・リソース・能力」がモノを言うって言われちゃうと、いったい私はどうすりゃいいんだって思うわけですよ。偶然の出来事に賭けるしかないってことか。orz
平均すると、セラピーを受けたクライエントは、受けなかった人より80%も改善している。
と一応フォローされてるけどね。