今さらながら10/1分の記録

心理士さんがホワイトバンドをつけていたので思わず訊いてしまった。
私:「『ほっとけない 世界のまずしさ』なんですねぇ。」
心理士さん:「ああ、これ?しちゃってます、ノリで。何も考えてません。い、いいのかな?」
私:「いや、売ってるのとか、PRはよく見掛けるんですけど、実際にしてる人は始めて見たので。」
心:「僕が興味があったんじゃなくてね。これはホントにノリでしてるだけ。僕は買ってないし。」
私:「…そうなんですか。」
心:「はい、僕は偽者です。」
前々から思ってはいたけど、この心理士さんのお仕事モードとそれ以外の時のギャップって相当あるんだろうなぁ。まぁ、おかげで変に寄りかかり過ぎずに自分のことは自分でやろうねって思えるからいいんだけど。

  • 相変わらずちゃんと食べてないんですねっ(怒)。あんまり間隔を開けずにお会いしてるから普通気づきにくいものなんですが、明らかに痩せたな、線が細くなったなって思いますよ。
    • そんなこと言われてもなぁ。自分でも不思議だけど、人といると普通に食べられる。意識的に食べなきゃと思っているわけでもなく、自然に食べてる。で、一人になると食への関心が一切なくなる。そんな中でも心理士さんとお約束してるから、栄養補給のためにカロリーメイトとかヴィダーインゼリーとか摂ってますのでお許しください。
  • 9/22の姉妹喧嘩の様子を聞いて)どうしてこのタイミングでそんな派手な喧嘩になったんだと思います?
    • 何だかんだとはぐらかしましたが、感情のコントロールができない状態だったという自覚はありました。それを言わなかったのは、どうしてコントロールができなかったかを訊かれるのがわかってたからです。その答えを話すのがきつかったんです。以前、「話すのが辛いと思ったら言ってください。」って言われてたことを覚えていた上で言いませんでした。すみません。でも、言わなかったけど心理士さんはわかってるんだろうなと思ったのが以下の会話。

心:「僕は○○さん(=私)に「怒り」のイメージって作りにくいんです。何故かと言うと、表面上は出さないから。ここでも出さないし、話の中にも出て来ないし、話すとしても間接的な表現を使うでしょ。生々しい感情表現しないから、怒りという攻撃的で激しい感情は余計に見えて来ない。でも、無いから見えないんじゃなくて、見せようとしてないんだろうし、○○さん自身も自覚しないようにしているんじゃないかな。いわゆる「いい子」でいなくちゃいけないっていう力が働いているんだろうから、感情的になることは許されないんだろうし、感情をコントロールすることや表に出さないことが○○さんにとって大事なんだろうと思う。だからこそ、感情を抑える力が弱くなっている時や、感情の突き上げる力が強い時は落ち着かなかったりイライラするんだと思うんだけど。今って感情のコントロールをすごく頑張ってると思います?」

私:「素直に薬で。変なことやらかすのはマズイと思って、旅行中も多めに安定剤を持って行ったんですけど、飲み切っちゃいましたし。」

心:「うーん。今は…今はなんだけど、これまでのやり方だと手に負えない状態なんだと言うことを自覚した方がいいと思います。これからずっと通用しないんじゃなくて「今は」なんですけどね。今は通用しない。このままの状態が続くときついだけなんじゃないかな。「無理」って感じるだけだと思う。」

私:「旅行に行くことって私にとっては最大の気分転換なんですけど。…行ったけど、行ったのに、行った気がしませんでした。物足りなくて、またすぐにでも行きたい気持ちが収まらなくて。」

心:「楽しいからまた行きたいとは違うんだよね?動きたいんだよね?「どこかに行く」っていう行為をしたいんだよね。…それっていっぱい歩くのと似てますよね。*1

私:「何をすれば楽しいのかってわからなくなってきてるんだろうなぁと。」

心:「まさしくコントロールが上手く行ってないことだよね。感覚とか感情が麻痺してるってことでしょ?これは是非頭のどこかに置いておいて欲しいんだけど、感情が生起すること自体はコントロールできません。表現することはコントロールできます、ただ表現だけね。あるものはあるし、ないものはないんです。あるものを無くすことはできないし、ないものを起こすこともできません。今ある感情を認めた上でそれをどう表現するかってだけのことなんです。さらに言えば、自分の中に何が起こっているのかを把握して見分けられるといいんだよね。もちろん、色んな感情が複合しているのがほとんどだと思うけど、ちょっと不快な部分もあるけど概ね気持ちいいならそれでいいし、不快な気分が大きいならその原因を考えてそれを取り除けるなら一番だし、取り除けないなら「何か気分が悪いな。」と了解していくことで過ごしていく。あるものを無いとするのではなく、あるものはあると認めていくこと、感情というのはそういうものだと思います。生起した感情をそのまま表現するのは大人として望ましくないからコントロールしていく、それは基本中の基本です。もちろん、全部をコントロールすることは難しい。思ったことを表現できない状態が続けば不自由なだけでしょうから、感情の表現…緩めるとか閉めるとかをしていくことになるんだけど、閉める一方じゃ金属疲労を起こしちゃいますよね。閉めたら緩める、緩めたら閉めるの両方をできるようになって初めてコントロールできてるってことなんだよね。そのために特別に何か新しいことを始める必要はないです、というか今はしないでください。その方が安全ですから。マッサージ行ってるんでしょ?*2マッサージ受けてて「気持ちいいな。」って思ったら「これが気持ちいいってことなんだよ。」って思い知らせてあげてください。マッサージ気持ちいいでしょ?」

私:「いや、それがあまり気持ちいいって思えなくて。おかしいなぁ、おかしいなぁと思いながら受けてるんですけど。」

心:「刺激に対して敏感なはずなんだけど、鋭敏になり過ぎてて却って何も感じなくなってるんでしょうね。どこかがかなり緊張していて「気持ちいい」っていう感情がマスクされてるんだと思うんです。…ちょうどいいや、そこから行きましょ。筋肉が緩まる感じをまず思い出してください。筋肉緩めてくださいよ。」

  • くどくどいいますけど、まずは体ね。体の方が手をつけやすいから。栄養補給をしっかりしてください。睡眠も眠るところ以外で体を緩めることができたら寝やすくもなりますから。それこそマッサージが気持ちいいと思うようになるまでやってくださいよ(笑)。当面は体を気を付けてください。言い続けますから「体ね、体ね、体ね。」って。で、栄養を摂ることは宿題ですから。次回ちゃんと聞きますからね。
    • はいぃぃっ。でも、意図的に何かしてる訳ではないんだけど、体に不調を感じていると気持ちに目が行かないから、ある意味楽だったりするんですよねぇ…ってダメすぎる。

*1:去年の今頃の私は職場から自宅まで2時間ちょっと掛けて歩いて帰ったり、何時間も近所の大きな公園をぐるぐる散歩していた。その時は心理士さんに「無茶な行動しないで、ここでお話しましょうよ。」と言われていた。

*2:マッサージについてはこの日とかこの日とかこの日辺りに書いております。日記に全部は書いてないのですが、9,10月は足を捻挫するまでに4,5回行ってました。