そんな訳でスケートの後にN○Kスペシャルを見て思うところは色々あるのですが、以下ネガティブ全開なのでたたみます。

自分のことに限定すると、帰る実家も頼るべき人もいない私は自分で稼ぎ続けるしかなくて、その為に今の仕事に就いたのだけれど、仕事ができない状態orクビにでもなったら貯金と退職金を食い尽くしておしまいなのだ。だって日本はドロップアウトした/せざるを得なかった人にはやり直しの機会は与えられないんですもの(そんなことはないと言う人は才能あふれる人か、その日の食べ物に困ったことがない人だと思う。私は食べるのに困った体験ありまくりですよ。それも自力では稼げなくてどうしようもない子どもの時に)。
私は、今はただ…というか、生涯賃金並のお金が降って湧いてこない限り振り落とされないように仕事し続けるだけで自己実現とか社会参加とか社会貢献とか生きる意義とか考えたことなんてない。さらに楽しいことやってると「いいご身分だね。昔の自分を忘れちゃったの?」と自嘲モードになってしまう。これは誉められた思考回路ではないと思うけど、多分そうやって生き続けるんだろう。それが嫌だとか思わない。そういうものだってだけ。


で、えーっと、イギリスのお役人らしき人が言ってた「子どもの頃にハンデキャップを持たされたまま大人なると様々な問題を起こしやすい。」ってのは激しく同意(犯罪ではなくて、社会に適応できないために起きる問題という意味で。犯罪もその一つだと突っ込まれそうだけど)。かと言って大人になっていつまでもハンデを持たされたことを恨み続けたり、言い訳にして何もしないのはダメダメなんだけど。


助けを求められない、自分の置かれている環境が世界の全てだと信じている子どもには救いの手を差し伸べなくてはいけない。

それから、やり直そうと頑張っている人が少しでも報われる世の中になればいいのにと思う。